横田富佐子総合美容文化会は1月21日、ダリア・スタジオにてを開催した
第一部は教養講座として、「つくり笑顔アドバイザー」で、「うつ病家族支援アドバイザー」でもある望月美由紀氏による「笑顔美人でおもてなし! 相手を引き付ける爽やか笑顔と会話術」と題した講演。
始めの挨拶でパントマイムをし、会場をあっと驚かせた望月氏は、25年前に大道芸人に魅了され、クラウン(道化師、ピエロ)の勉強をし活動中とのこと。自身のうつ病をきっかけに「免疫学」を学び、「笑いは体に良い」と、笑いの重要性を再認識し、「つくり笑い」からはじめても笑顔にする事で、脳が元気になると実践した。
さらに会話術、アドリブ力、アクティブリスニングなど、明日からでもできる内容を受講生と一緒に楽しみながら講演した。
第二部は日本ヘアデザイン協会創作設定プロジェクト委員を務める森園武志氏による技術講座。テーマは「一つのブロッキングで洋から和への転換 – ショーのヘアスタイルにおける考え方」
モデル2名を使い、3点を分かりやすくレクチャー。始めに一つのブロッキングでロングのモデルをボブ風のアップスタイルを2点披露。講師は「洋装はシルエットは縦で小さめ、ウエイトは高め。和装はシルエットは横で大きめ、ウエイトは下め」という点に気を付けるとの事。丁寧に説明を加えながらアイロンの巻き方や面の作り方などプロのテクニックを取り入れた作品を披露した。
また、NHDKのヘアショーで実際に6,7分で作った作品を再現。黒いドレスにボルドーのヘアピースがベストマッチで迫力のある美しい面と絶妙なバランスで森園氏の想いが詰まった講習となった。