美の総合アカデミーに 新校長に計良宏文氏
移転・新カリキュラム・新校長就任 / SABFA

資生堂のヘアメイクアップアカデミー&スタジオ「SABFA(サブファ)」は6月18日(木)に原宿駅前の複合施設「WITHHARAJUKU(ウィズ原宿)」2階に移転し、アカデミーの対象者を美容師だけでなく、美容師免許を持たない美容従事者にも広げてカリキュラムを刷新した。
移転先ではヘアメイクの作品撮影に最適な最新機材を完備したスタジオを併設。さらに今後はSABFAを卒業したアーティストの活動支援のため、ヘアメイクを必要とする業務や事業者等とアーティストをつなぐエージェンシー「OfficeSABFA」の運営等も拡充し、「美の総合アカデミー」として進化する。
さらに、2020年7月1日付で、資生堂トップヘアメイクアップアーティストである計良宏文(けらひろふみ)氏が新校長に就任。技術だけではなく感性や創造性も育て、美容業界のさらなる発展に貢献していく。

◯新たなカリキュラム
美容師免許を持たない美容従事者にも、「本物の美しさ」に触れて美を多角的に捉える広い視野と創造性を身につけることが可能となり、10月より順次開講する5つのコースの中には、アートディレクターやファッションデザイナーとのセッションを通じて、実践形式でクリエイティブな表現力と感性を磨くコースも新設。このコースの修了制作では、当社の企業文化誌『花椿』(web)とのコラボレーションを予定。また、専門的な技術に特化した1回毎でも受講可能な講座、スクール卒業生向けブラッシュアップ講座、中国・アジアの美容師向け短期コース、またフォトシューティングセミナーも開設。さらに「SABFAYouTubeチャンネル」では講師紹介等を配信する。

◯新校長
計良宏文氏
第8代目SABFA校長。1992年、資生堂に入社後、資生堂ビューティークリエイションセンターに所属。宣伝広告や雑誌のヘアメイクを数多く手がけ、パリコレクションをはじめとしたファッションショーのヘアチーフを務める。日本を代表する美術家の森村泰昌氏や写真家・華道家の勅使河原城一氏等との協働を通じ、多様な美の価値観やニーズを捉えて、既成概念を打破する革新的な作品にも挑戦。2019年夏には埼玉県立近代美術館にて展覧会を開催。インターコワフュール・ジャパン理事、NHDK(日本ヘアデザイン協会)ニューヘアモード創作設定副委員長、資生堂学園テクニカル・ダイレクター、一般社団法人ジャパン・ビューティーメソッド協会上級認定講師等。新潟県出身。

◯SABFA新所在地
東京都渋谷区神宮前東京都渋谷区神宮前11-14-30 WITHHARAJUKU2階
電話番号03-5413-7747