資生堂プロフェッショナル(朝妻久恵社長)は、6月28日(月)、サロン向け新ヘアケアブランド「HAIR KITCHEN PR発表会」をオンラインにて開催した。
「HAIR KITCHEN」は、豊かな色彩やフレッシュでジューシーな香り、パワフルな抗酸化作用をもつ野菜・果物に着目し、そこに先端技術とカスタマイゼーションを掛け合わせることで、今の悩みと向き合う“対処ケア”と将来の髪を育む “予防ケア”を実現。サロンケアとホームケアの両面からアプローチしていく。
また同時に、ナチュラル志向やサステナブルな社会への関心が高まる中、通常破棄されてしまう規格外野菜や果物の有効活用や、環境負荷の少ないバイオマスプラスチックの容器の採用など、クリーンな環境やよりよい明日のための活動を透明性あるアプローチで推進。
当日のオンライン発表会では、まず資生堂の小林研究員が「髪の酸化」などに着目した説明や開発背景、これからの時代にあったブランドのあり方について説明。
次に、マーケティング担当の河村氏が、近年美容業界で注目されているクリーンビューティーに対する消費者の意識の高まりと、ナチュラル・サステナブルなヘアケアアイテムに対する消費者のイメージを説明。同社の2021年の調査によると、20~30代女性の80%以上が「興味がある」はあるが、使用感などへの不安から実際の使用には消極的なことなどを解説した。
さらにこうした背景を踏まえて、ブランド開発担当の平岡氏より、HAIR KITCHENは「クリーンビューティーを楽しんでいただくこと」を目指すゴールとし、自然のちからを活用したブランドでありながら先端のテクノロジーも駆使することで現在だけでなく未来の髪も美しく健やかに育んでいくと語った。
その後、モデル・アイデザイナーのNANAMIさんがゲストで登場して、自ら体験したHAIR KITCHENのサロン施術体験や髪悩みについてトークセッションを行なった。
毎月のヘアカラーによるダメージが気になり、さらにボリュームダウンしやすい髪質が悩みだというNANAMIさんは、「触ってもベタつきがなくて軽いところが良い!」「ヘアセットをして仕上げにミストをしたのに、巻き髪のカールがダレない」と、水を全く使っていないオイルミストの使用感に大満足な様子だった。
製品ラインナップは、ホームケアとして頭皮タイプ別シャンプー3種類、髪質別トリートメント3種類、アウトバストリートメント2種類+フィニッシングミスト、サロンケアとして頭皮用洗浄料、髪表面補修トリートメント、髪内部補修トリートメントが揃う。