- 書 籍
YOKOTE WORKS
横手康浩(PHASE) 著
A4変型/カラー+モノクロ/216ページ/上製本
2004年6月発売 定価6,600円
A4変型/カラー+モノクロ/216ページ/上製本
2004年6月発売 定価6,600円
長さはあまり変えたくないけど、ちょっと新鮮な感じにしたい。お客様からのこんなご要望に、困ったことはありませんか? 強い生えグセのために、いつも同じスタイル提案になりがち、ということはありませんか? デザインとは、日常の問題点を改善することであり、毎日の生活を通して喜びを与えるのがその役割。著者・横手康浩氏のヘアデザインに対する考えです。本書では、33人のモデルさんのビフォアとアフターを4方向で比較しながら、どんなアプローチが考えられるかを、カットテクニックを通してご紹介。今まで培った技術やスタイルを「品質」という視点から高めるために。クオリティ主義のデザイン+テクニックをお届けいたします。
形は語る~日常の美意識を向上させるデザインの役割
カラーと削ぎのブームでここ数年、「かたち」への意識が薄らいでいましたが、見る人を惹きつけるためには、やはりフォルムにこだわることが重要です。骨格や髪質へのベストアプローチは美しさを生み出します。「フォルム」にフォーカスさせたスタイル集はモノクロ-ムの世界で。ヘアデザインは4つのベーシックスタイルからの派生です。ライン、フォルム、質感、量感。豊かな表情を生み出す「バランス」を33のヘアスタイルを通してお楽しみください。
今ある条件からベストを引き出すには?
デザインを豊かに引き出すために必要なのは「観察する力」。観察力の高さがこだわりを生み、完成度を高め、オリジナリティにつながるのです。上顧客を数多く抱え、常に第1線で活躍している著者・横手康浩氏は、33人のモデルの何を見つめ、条件のどの部分を生かしたのでしょうか。ビフォアとアフターの写真を4方向から比較していただくと、品質が高く洗練されたデザインクオリティを生み出す秘訣がご理解いただけるはずです。クセや髪質、ダメージ等も含めたテクニック+デザイン対応はプロセスつき。ぜひ、サロンワークでお役立てください。
応用力をつけるための4つの基本スタイル+量感調整、質感ベーシック
クオリティを保ちながら、いかにスピーディな仕事をするか。プロとして大切な要素です。フォルムやバランスが良いだけでなく、毛先の表情から毛量調整まで、すべてにおいて完成度の高さが求められる時代。ブラントでベースを作り、チョップカットとドライカットを加えていく、というプロセスがいちばん早く的確につくれる、という著者の考えを「ベーシック」としてウイッグを使って解説。グラボブ、レイヤーボブ、ショート~ミディアムレイヤー、セミロング~ロングレイヤーの基本スタイルに加え、セニング、チョップ、スライドカット、仕上げの基本も掲載。カットのスキルを見直したい方、これからカットを学びたい方はこちらからどうぞ。
CONTENTS
■ HAIR DESIGNS
スタイル作品
■ HOW TO DESIGN
スタイルテクニック
GRADUATION BOB SET
BOB/LAYERED BOB SET
SHORT-MEDIUM LAYERED SET
SEMILONG- LONG LAYERED SET
■ BASIC TECHNIQUE
ベーシックテクニック
BASE CUT FOR 4 BASIC STYLES
グラボブ、レイヤーボブ、ショート~ミディアムレイヤー、セミロング~ロングレイヤー
THINNING BASIC セニング
CHOP CUT BASIC チョップカット
SLIDE CUT BASIC 引き切り
HOW TO FINISH スタイリング
■ COLUMN
コラム
SOMETIMES 僕のこだわり
THE CUTTING POINTS 機能を磨くために
MY DEAR SCISSORS ハサミについて
PRINCIPLE 1 クオリティはぜったい
PRINCIPLE 2 壊したい「自分」となくしたくない「らしさ」
PRINCIPLE 3 どんな色をまとうか
スタイル作品
■ HOW TO DESIGN
スタイルテクニック
GRADUATION BOB SET
BOB/LAYERED BOB SET
SHORT-MEDIUM LAYERED SET
SEMILONG- LONG LAYERED SET
■ BASIC TECHNIQUE
ベーシックテクニック
BASE CUT FOR 4 BASIC STYLES
グラボブ、レイヤーボブ、ショート~ミディアムレイヤー、セミロング~ロングレイヤー
THINNING BASIC セニング
CHOP CUT BASIC チョップカット
SLIDE CUT BASIC 引き切り
HOW TO FINISH スタイリング
■ COLUMN
コラム
SOMETIMES 僕のこだわり
THE CUTTING POINTS 機能を磨くために
MY DEAR SCISSORS ハサミについて
PRINCIPLE 1 クオリティはぜったい
PRINCIPLE 2 壊したい「自分」となくしたくない「らしさ」
PRINCIPLE 3 どんな色をまとうか