2層構造でリタッチ時の液ダレを防止するブリーチ施術専用ペーパー
ブリーチ剤はアルカリ成分と過酸化水素を混ぜた時の化学反応で水が発生すると言われる。ただでさえリタッチ時は、根元以外に剤をつけたくないもの。しかもこの時、根元はブリーチのアルカリ膨潤で、通常より水分が流出しやすくもなっている。「従来はこれをワインディングペーパーでガードすることもあったそうです。でも、ワインディングペーパーでは十分に水分を吸収できず、また薬剤の力でペーパーがボロボロになってしまうという声も聞きました。かと言って、水分を多く吸収し過ぎて乾燥させてしまうと、今度はブリーチの作用が鈍化して、リフトが甘くなってしまいます。そのため、製品の開発では“いかに適度に水分を残すか”が課題になりました」『ブリーチングペーパー』は、2層構造による仕様でこの課題をクリアした。